生体の高品位保存技術

生体は、水を媒体とした生化学反応によって、その形態・機能を維持しています。生体を長期間、必要な品質(鮮度)を保ったまま保存することは、この反応を抑制することにほかなりません。生体を流通・貯蔵するためには食品分野をみてもわかるように、色々な手間が必要となります。講演では、生体保存における物理現象の基礎や生体保存の潜在的需要を解説すると共に、特に生体の高次機能を維持させたまま保存する場面として、医療分野における検体等の保存と食料分野である養殖を例に挙げて、その必要性と技術について紹介いたします。

生産技術研究所 白樫 了 教授 生研 An棟2階コンベンションホール