バリアフリーシンポジウム 「貧困問題から考える大学研究の役割」

湯浅 誠 特任教授、中邑 賢龍 教授、福島 智 教授、近藤 武夫 准教授、熊谷 晋一郎 准教授

現代日本の社会問題に大学の研究者はどのように切り込んでいくことができるでしょうか。本シンポジウムでは、貧困問題を含むさまざまな社会活動を実践してきた湯浅誠氏の話題提供を切り口に、バリアフリー分野の研究者がそれぞれの立場から社会問題を考えるうえでの大学研究の役割を議論します。
話題提供:湯浅誠
指定討論:中邑賢龍、福島智、近藤武夫、熊谷晋一郎

生命科学講演会「生命科学小史と未来史〜この四半世紀に何があり、次の四半世紀に何をみるか〜」

先端科学技術研究センター システム生物医学ラボラトリー (LSBM)

ゲノム DNA の解読、生体高分子の解析、iPS 細胞の作成など、生命科学は大きく進歩しました。また、バイオインフォマティクス、分子動力学計算、データサイエンスなど生命が持つ情報を計算科学を用いて分析する研究分野も大きく発展してきています。本講演会では先端研を含めた生命科学の世界でこの四半世紀に何が起こったのかを振り返ります。さらに、ゲノム編集、人工知能、超高速・超高解像イメージングといった新たな技術とそれらの融合により、これからの四半世紀に我々は生命について何を解き明かしていくのかを議論します。

日本再生のための二つの重要テーマの研究と実践普及(生産技術研究奨励会助成)

主催:一般財団法人生産技術研究奨励会 共催:生産技術研究所 生産技術研究所 沖 一雄 特任教授 生産技術研究所 巻 俊宏 准教授 生産技術研究所 沼田 宗純 准教授

東京大学生産技術研究所の支援財団である生産技術研究奨励会の研究助成を受けた新研究領域についての講演会として、「災害対策トレーニング 」と「農業再生及び地方創生」をテーマとした研究と実践・普及の取り組みを紹介いたします。

「共同創造の意義と課題――当事者研究の可能性」

福島研究室・熊谷研究室

昨年、雑誌ネイチャーでも特集された「共同創造」は、サービスや研究の対象者だった当事者(障害者・市民など)が、初期からサービスや研究の設計や実施に関わる取り組みです。先端研には様々な障害のある研究者がいますが、昨年より東京大学全体でも共同創造を推進するために、当事者研究者(user-researcher)雇用制度を開始しました。本シンポジウムでは、共同創造の重要性と課題、日本の当事者研究が共同創造に与える意義に関して考えます。

生体の高品位保存技術

生産技術研究所 白樫 了 教授

生体は、水を媒体とした生化学反応によって、その形態・機能を維持しています。生体を長期間、必要な品質(鮮度)を保ったまま保存することは、この反応を抑制することにほかなりません。生体を流通・貯蔵するためには食品分野をみてもわかるように、色々な手間が必要となります。講演では、生体保存における物理現象の基礎や生体保存の潜在的需要を解説すると共に、特に生体の高次機能を維持させたまま保存する場面として、医療分野における検体等の保存と食料分野である養殖を例に挙げて、その必要性と技術について紹介いたします。

先端研 グローバルセキュリティ・宗教分野 特別講演会およびパネルディスカッション

講演「国際協力とグローバルセキュリティ」
講師 北岡伸一国際協力機構(JICA)理事長

パネルディスカッション
鈴木一人・北海道大学公共政策大学院教授

池内恵・東京大学先端科学技術研究センター教授

小泉悠・東京大学先端科学技術研究センター特任助教

御厨貴・東京大学先端科学技術研究センター客員教授

東京大学生産技術研究所・70周年記念講演会

生産技術研究所

生産技術研究所は2019年で設立70周年を迎えました。その記念事業のひとつとして「70周年記念講演会」を開催いたします。

本講演会では、工学のほぼ全ての領域をカバーする生研の過去から現在までの歩みを紹介します。特徴的な取り組みを牽引した研究者による講演を通して生研のダイナミックな研究の展開を俯瞰します。