熱エネルギーハーベスティング《6/11 pm》 研究室のオンラインツアー誰でも企業研究者向け
熱エネルギーを電気エネルギーに変換する仕組みなど基礎的な物理の解説や、ほんのり温かいところに置くだけで動き続けるセンシングシステム、直感に反する熱現象に関する紹介をします。中高生から企業研究者様まで、幅広い方々のご訪問を楽しみにお待ちしております。
野村研究室
- 主催者
- 准教授 野村政宏
野村研究室へようこそ!
社会のエネルギー利用効率を高める重要な発電技術として、未利用熱を有効利用する熱電環境発電(エナジーハーベスティング)が注目されています。
未利用熱はいたるところにあります。例えば、工場の排熱、自宅の冷暖房の排熱などです。また、日中と夜の外気温の温度差など周囲の環境にも未利用熱があります。そのような未利用熱からエネルギーを自動で取り込むことが可能な熱電環境発電デバイスを搭載したセンサーノードを実現することで、社会に膨大な数のエネルギー自立型センサーの設置が可能になります。その結果、スマート社会化に必須な物理空間とサイバー空間をつなぐことができるようにもなります。
野村研究室では、エナジーハーベスティングデバイスを実現することで、持続可能なエネルギー社会の構築に貢献したいと考えています。
《トピックス》
- まずは基礎的な物理の解説から
- 直感に反するおもしろい熱現象をご存じですか?
- センシングシステム開発プロジェクトがアツい!
- 疑問質問など、なんでもどうぞ
※野村研究室では、ナノ構造を用いた高度な熱流制御を研究し、熱電環境発電や、スマートフォンなどの電子機器の放熱問題解決を目指した研究を行っています。