情報・エレクトロニクス系部門
/ ナノテクノロジー
ナノ物理とテラヘルツ
半導体量子構造やMEMS、原子スケールの金属ナノ構造、単一分子など量子ナノ構造が示す特異な電子の性質やそのデバイス応用について紹介します。
担当教員/研究室:
平川 一彦
「生研トレジャーハンティング」に参加しませんか?
各研究室を巡り、「道具箱カード」を集めると、下記ゲームに参加できます。
・カードゲーム「ひみつの研究道具箱」ウェブサイト
・イベントページ「生研トレジャーハンティング」
※「道具箱カード」をゲームで使うために、下記の「パスコード」を手元に控えて下さい。
【パスコード】1672
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極限的に微細なトランジスタの物理と応用
平川研では、原子スケールのギャップを有する極微金属電極を用いて、単一分子など、極限的に微細なナノ量子系の物理と応用の研究を行っています。
MEMSを用いた高速・高感度なテラヘルツ検出器
MEMS共振器構造は非常に鋭い共振特性を有していることが知られています。平川研究室では、この特性を利用して、テラヘルツ電磁波の入射による微小な発熱でMEMS共振周波数がシフトすることを利用した新しい高速かつ高感度なテラヘルツ検出器を開発しています。
半導体ヘテロ構造を用いた高効率冷却素子の開発
現代のエレクトロニクスは、素子の高密度集積化と高速動作を達成することにより大きな発展を遂げてきましたが、同時に素子の内部で発生する熱がその発展を大きく阻んでいます。 平川研究室では、半導体ヘテロ構造を適切に設計し、トンネル効果と熱電子放出効果を巧みに用いた新しい高効率固体冷却素子の研究を行っています。