未来材料:チタン・レアメタル
岡部(徹)研究室はチタンを始めとする様々なレアメタルについて新しい製造法やリサイクル法の研究開発を紹介します。我々の研究活動やクイズを通し、レアメタルの幅広い用途と高い将来性を体感してください。
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各研究室を巡り、「道具箱カード」を集めると、下記ゲームに参加できます。
・カードゲーム「ひみつの研究道具箱」ウェブサイト
・イベントページ「生研トレジャーハンティング」
※「道具箱カード」をゲームで使うために、下記の「パスコード」を手元に控えて下さい。
【パスコード】2064
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1. 研究室の概要
研究室紹介動画:https://www.youtube.com/watch?v=fdHt3Gwn9A8
岡部研究室では、「未来材料:チタン・レアメタル」をという標語を掲げ、レアメタルをコモンメタルにすることを目指し、「夢とロマンのある研究」を行っています。特に、チタンをはじめとするレアメタルや貴金属の新しい製造プロセスおよびリサイクルプロセスを開発しています。
近年では、テレビや新聞などでも “レアメタル”の話題が取り上げられ、社会的な関心が高まっています。マスコミにおけるレアメタルのブームに代表される社会的な注目度の増大と一般認識の変化についても、岡部研究室が発信する研究成果や各種活動の寄与は大きいと考えています。このような背景のもとで、チタンだけに留まらず、稀少な白金族金属 (PGMs) など、資源セキュリティ上のリスクが高いレアメタルについて、新しいタイプの環境調和型のリサイクルプロセスの開発や、スカンジウムやバナジウムなど、将来用途の拡大が期待されるマイナーなレアメタルの新規製造技術の開発も行っています。
プロセス技術のイノベーションにより、チタンなど資源的に豊富でかつ種々の優れた性質を有するレアメタルを広く一般に普及させて社会の発展に多大な貢献をすることを目指しています。
2. 現在の主な研究テーマ
- チタン (Ti) の新しい製造・リサイクルプロセスの開発
- 貴金属などの高価なレアメタルの新規リサイクル技術の開発
- 極低酸素 Ti 焼結体製造プロセスの開発
- 高付加価値無機素材の高効率回収プロセスの開発
- 電子材料用レアメタル粉末(Nb, Ta)の製造
3. その他
研究室の主宰者である岡部教授は、これまで30年以上、京大、MIT、東北大、東大と研究機関を転々としながら、チタンをはじめとするレアメタルの製造プロセスに関する研究を推進してきました。岡部研究室は、レアメタルの製造プロセスやリサイクル技術の開発の研究に関しては常に世界をリードしています。岡部研究室が2002年から主催・運営している「レアメタル研究会」は、毎回、数十人以上の産官学関係者が集まる会合となり、日本のレアメタル研究の中心的な役割を担っています(これまでの研究会(計95回)の延べ参加者数:12000人以上)。現在、岡部研究室は、日本だけではなく世界におけるレアメタル研究および人的交流の中核拠点として機能しています。
4. 研究室情報・問い合わせ先
当日問い合わせ:
ご覧いただいている本ページの「岡部研究室のメンバーに質問!」ボタンからメッセージにてお気軽に問い合わせください。
なお、我々の普段の活動や各種業績等の詳細につきましては、常設の岡部研究室Webサイト(https://www.okabe.iis.u-tokyo.ac.jp/)をご覧ください。
5. イベントページURL
6/11(金) 10:00~12:00
6/11(金) 12:00~15:00
6/11(金) 15:00~17:00
6/12(土) 10:00~12:00
6/12(土) 12:00~15:00